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山下達郎 Performance 2025 レビュー

2025.12.31
Someday (Performance 2025)

Someday (Performance 2025)

山下達郎

(2025)

#Tatsuro Yamashita Performance

よくがんばりました。
1月年明けて振替公演、すぐに私のリハがはじまって4月-6月とツアー。7月にフジロック。その後、リハが始まって今に至っている。ごくろうさま賞をあげたいです。

これは年末のサンソンでのまりやさんのセリフ。これに尽きます。

今年の山下達郎ツアーは10月頭から12月末への11都市26公演。短期集中決戦で、延期もなく (^^) 、無事に高品質に完走しました。

山下達郎 Perfirmance 2025 演奏曲
  1. SPARKLE - For You (1982)
  2. SYNC OF SUMMER - Single (2023)
  3. ドーナツ・ソング - Cozy (1998)
  4. DOWN TOWN - Songs (1975)
  5. 土曜日の恋人 - Pocket Music (1985)
  6. 風の回廊 - Pocket Music (1985)
  7. 世界の果てまで - シングル (1995)
  8. FOREVER MINE - Sonorite (2005)
  9. すてきなメロディー - Songs (1975)
  10. DANCER - Spacy (1977)
  11. BLUE VELVET - On the Street Corner (1986)
  12. BELLA NOTTE - Season's Greetings (1993)
  13. クリスマス・イブ - Melodies (1983)
  14. 蒼氓 - 僕の中の少年 (1988)
  15. BOMBER - Go Ahead! (1978) ~ SILENT SCREAMER - Ride On Time (1980)
  16. LET’S DANCE BABY - Go Ahead! (1978) ~ MOVE ON - シングル (2025)
  17. アトムの子 - Artisan (1991)

  18. オノマトペISLAND - シングル (2025)
  19. Ride On Time - Ride On Time (1980)
  20. いつか (SOMEDAY) - Ride On Time (1980)
  21. YOUR EYES - For You (1982)


本ツアーは山下達郎デビュー50周年を記念して行われました。なので導入部はたった3曲で、4曲目から50周年企画が打ち込まれました。「デビューから10年ごとの曲を歌います」。

1975 DOWN TOWN
1985 土曜日の恋人&風の回廊
1995 世界の果てまで
2005 FOREVER MINE
1975 (に戻って) すてきなメロディー

'75年の「Down Town」が演奏される中、はて'85年はなんだったっけ?演奏された曲は「土曜日の恋人」と「風の回廊」でした。そうか。最初の10年は'80年の「Ride On Time」のブレイクあり、まりやさんとの結婚あり。たどり着いたのがこのスピードあふれる2曲でした。

次の10年は『僕の中の少年』あり、『JOY』あり、『Artisan』ありと、まりやさんのアルバムも含めると毎年なにかしらが届けられていました。地味だけどよかった「世界の果てまで」 (1995) が達郎さんのオートハープつきで演奏されました。

次の10年は実はすぐには思い浮かびませんでした。『COZY』 (1998) のあと、ツアーも新作も少しごぶさたになった感じがあった日々でした。「RCAイヤーズ」やまりやさんのライブ復帰など、達郎さんは色々仕事をしていましたが。そんな中届けられたのが「FOREVER MINE」を含む『SONORITE』 (2005) でした。「FOREVER MINE」は映画主題歌でしたが、原作小説に忠実に作曲し、実は映画とは解釈の違いがあったことを説明していました。

10年シリーズはここでおわり (2015年には新作がなかった) 、シュガーベイブに戻りまして「すてきなメロディー」となりました。そうそう、この曲は「Performance 2015-16」でハルナさん大抜擢で演奏されたのの再演でした。すっごくよくなっていましたよ。


今回は2025年新曲が2曲も取り上げられたのも印象的でした。「MOVE ON」は「LET’S DANCE BABY」のいいところで起用され、曲の強さが残りました。アンコールで登場した「オノマトペISLAND」はスタジオ録音よりもより自然に感じました。そうそう、これは「ポケモンコンシェルジュ」に提供された曲で、達郎さん・まりやさんのコンシェルジュ仕様の人形が会場に展示されていました。

ツアーは手堅く21曲、納得のパフォーマンスでした。「蒼氓」には新しいピアノのイントロが加わっていたでしょうか。同曲で引用された「我が祖国」ではちょっとドキッとしましたね。「Ride On Time」の「脚立パフォーマンス」はついに終了でしょうか、千秋楽では「LET'S DANCE BABY」のクラッカーを引くタイミングを練習した模様、これらも思い出として記憶しておきたいと思います。そして来ましたラストに「SOMEDAY」。今年の一曲はこれで決まりです。

達郎さん、よくがんばりました、ごくろうさま賞を差し上げます (ワタシにここで書かれてもしかたがないでしょうが:)

(たかはしかつみ)