ビューティフルハミングバードと tico moon のプロジェクト moon bird
2025.12.30
Sun Child
moon bird
Forest (2025)
定番の"Winter Wonderland"、"Silent Night"等のクリスマス・ソング、有名な讃美歌、そして私には初耳だったアメリカの子供向けのクリスマス・ソング、フランスではとてもポピュラーなクリスマス・ソング。クリスマス・コンサートに名を恥じないというと大袈裟だが、彼らのクリスマス・コンサートであり、今年最後のライブでした。
2本のギター、ハープのそれぞれ音色をバックにして音数が少なくても、ヴォーカルの小池光子さんの優しく暖かく歌われるクリスマス・ソングが聴く者に豊かで和みのサウンドが広かっていきました。その時間を共有できた幸せを私も感じました。
さて、moon bird について手短に紹介します。moon bird は、男女2人組のビューティフルハミングバード (小池光子さんのヴォーカルとタバティさんのギター他) と同じ男女2人組の tico moon (影山敏彦さんのギター他と吉野友加さんのハープ) が組んだプロジェクトです。彼らはもともと親交があったそうです。
2024年9月に 7inch レコードをリリースし、2025年9月に先の 7inch レコードの2曲を含むファースト・アルバムの"Forest"をCD、配信でリリースしました。それに伴うライブ・ツアーも成功裏におえたことが彼らのSNSを通して報告されました。
そのファースト・アルバムの"Forest"、英語詞の曲とインストルメンタルの曲が占めるなかで唯一の日本語の歌詞の曲"Sun Child"がとても良いのです。
Hello, you're my sun child/新しい朝だよ/お日さまが君をみてるよ
Hello, you're my moon child/やさしい夜には/お月さまが眠るまで/そばにいるよ
"Sun Child" (小池光子・作詞 影山敏彦・作曲)
小池光子さんが書いた詞。ライブのMCの中では、苦戦 (?) したエピソードをはなされてましたが、インタビュー記事 (※) の中で小池さんはこう話しています。
素直な気持ちで「始まり」 (注:デモ・テープのタイトルが「始まり」だったそうです) という言葉に向き合った時、生まれたばかりの甥っ子の顔が浮かんだんです。〈甥っ子こそ始まりの人だ〉と思って。そしたら、スラスラ言葉が出てきた。ハミングバードだったら、こんなに素直な歌詞は書けなかっただろうなって思いますね。それで影さん (注:作曲者のtico moonの影山敏彦さん) に歌詞を提供したらすごく気に入ってくれて
(注は筆者)
ゆったりしたワルツのリズムに乗り、ハープ、ギター、グローケンスピールの音色に包まれて、小池光子さんの優しい暖かかなヴォーカルが産まれたばかりの命、始まりの時を祝うメッセージをのせて聴く者に届いていきます。
余談ながら、小池光子さんのInstagramにはときどき #伯母活 つきの甥っ子さんとの微笑ましい写真がアップされています。
※SNSサイト:Ethology (2025/12/17) moon birdインタビュー
(伊東 潔)