PAPER DOLL

5本の指に入る好きな曲。ツアーで聴けてうれちかった!
ANGEL

この曲を聴くと山野インストアライブにて颯爽と入場してきた達郎さんの背中
をヨッ!(ぺしっ)ってやった想い出が走馬灯のように・・・。

いつか晴れた日に

弾き語る達郎さんの姿を見て「あたしも上手になりたぁい。」と思った!
去年はなんと言ってもナマタツを見る事が出来たので全てそれがらみです。




ライブ特集の「風の回廊」

アルバムのより、テンポが好きかも
Love can go the distance

美しい〜
ライブ特集の「Paper doll」

しぶい




『Life's Aquarium』/ Mint Condition(Elektra/Asylum)

昨年は本当に良い新譜と出逢う機会に恵まれず、『オンスト3』を待つのみとなった11月、やっとこさ現れた一枚。 年末のヘヴィーローテーションでした。
Mint Conditionは91年デビューで、自前のリズム隊を持つ、R&B界唯一のバンド。
これまで所属していたレーベル、Jam & LewisのPerspectiveを離れ、名実ともに独り立ちしてのこのアルバム、リズムに関しては生と打ち込みがちょうど半々で、巷ではどうも打ち込みモノの評判が芳しくない様ですが、これが結構気持ち良い。[M-2]や[M-7]、[M-11]辺りが特にオススメかな?
シングル・カットもされている「If you love me」は、そのシングルにのみ収録のスペイン語バージョンも合わせ、是非とも聴いてもらいたいバラードです。
それにしても国内盤が出ないってのは、どーゆー事なんでしょう?>エレクトラさん(ってSONYでしたっけ?)

『Fan Mail』 / TLC(La Face)

説明するまでもなく、昨年、日本で最も売れた“R&B”アルバム。(宇多田某とはヒト桁も違いますが)
いやぁ〜、待ってましたヨ。セカンドから5年ぶり?
待つことにはすっかり慣らされてますが(笑)、このテのポップミュージックで、このブランク、ちょっと不安もありましたけど、ホントによくできたアルバムで、まったく問題なし!
99年前半は、ず〜っとコレ聴いてましたネ。今あらためて聴いてみると、やたら横や後ろを気にした作品が多い中で、キチンと前向いてたのは彼女達だけだったのかもしれない、なんて思えたりもします。
時代は変われど、やっぱガールグループは良いです!

『The Best Of The Poets』/ Bobby Womack
(Castle/Sequel)


最近ブラックミュージック関連の再発が活発なレーベルSequelからリリースされたコンピレーションは、81年にリリースされた『The Poet』、84年の『The Poet II』、85年の『Someday We'll All Be Free(The Poet III)』の3枚の中から選りすぐりの15曲からなる[Disc-1]と、Bonus Disc『Acoustic Poet』がセットになった2枚組。
僕が高校時代に本当に聴きまくった、この『Poet』シリーズ、初めて耳にしたのは“サウンドストリート”でオンエアされたPatti LaBelleとのデュエット曲「Love has finaly come at last」(『Poet 2』収録)でした。
(後に、Donny Hathawayのカヴァー「Someday We'll All Be Free」も同番組で紹介されていましたネ)
3枚とも大好きなアルバムなので、選曲では「Just may imagination」や「Suprise Suprise」なんかが漏れてしまったのはチョット残念でしたけど、音はバッチリだし、最高です。
圧巻なのは『Acoustic Poet』で、この企画のために新録された、ほとんどアコースティック・ギター一本でのスタジオライブ。お腹いっぱい堪能できました。
1944年生まれですから、今年で56歳。 まだまだ現役、健在ですネ。

追伸:同じくSequelから、それぞれのアルバムが単独でもリイシューされておりますので、もし良かったらこの機会に是非どうぞ。
<次点>
『It's Your Thing-Story Of The Isley Brothers』 by Isley Brothers(Epic/T-Neck/Legacy)


光る3枚組ボックス・セット。
未発表のスタジオライブ(4曲収録)がとにかく良い!(SSBでも「For The Love Of You」がオンエア済み)
写真満載の豪華ブックレットに加え、音質も申し分ないのですが、選曲がちょっと中途ハンパ、3枚組ではこれが限界なのか?


最後に、昨年SSBでも話題になった“R&B”定義に関して。
私的には『R&B・ノットイコール・リズム&ブルース』かなぁ〜、と。僕が黒人音楽を聴き始めた頃のビルボード誌では「ブラック・チャート」でしたから、「ブラック・ミュージック」と呼ぶのが自分にはしっくりときますし、僕より先輩の、70年代に黒人音楽を聴いていた世代の方々なら「ソウル・ミューッジック」なのかな?
ここのところしばらく「R&B・チャート」となっている以上、ヒップホップ以外の黒人音楽を“R&B”と呼ぶのも、ごく自然なことに思えます。ただ、週間誌やスポーツ新聞なんかで“R&B”って書かれちゃっと、どうしても和田アキコさんが浮かんできてしまって(笑)、「なんとかならんもんかなぁ〜」とは確かに思っていましたけどネ。
今後も、達郎さんの啓蒙活動に期待しましょう。

と言うわけで、長々と失礼致しましたが、99年はこんな感じでした。
2000年、20世紀最後の年ということで、
いろんな所でいろんな総括が成されそうですが、
去年がそうであった様に、割とあっさり過ぎちゃいそうな気がします。
われわれには、その後にひかえた『2001年』問題の方が気掛かりですし・・・・・




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