達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

2001/12/02 Sunday Song Book「年忘れリクエスト大会」



竹内まりや/すてきなホリデイ 2001『Bon Appetit!』*1
Jeff Beck/I Ain't Superstitious 1968『Truth』*2
The Doors/Wintertime Love 1968『Waiting For The Sun』*3
Monday After/He Who Laughs Last Laughs The Best 1976 *4
Checkmates Ltd./Love Is All I Have To Give 1969『Love Is All I Have To
Give』*5
The Chairmen Of The Board/Give Me Just A Little More Time *6
The Hollies/Stay 1963 *7
山下達郎/Bomber 1978『Go Ahead!』*8

*1 Single「ノスタルジア」のカップリング。
*2 Jeff Beck(g), Rod Stewart(vo), Ron Wood(b), Mickey Waller(ds)。
1st Album。Willie Dixon作。
*3 3rd Album。
*4 Buddahレコード。2ndシングル。全米ソウルチャート98位。
*5 Prod. by Phil Spector。5人組のボーカルグループ。ヒット曲に「Black
Pearl」。デビューシングル。全米65位。
メンバーのBobby Stevens作&歌。
*6 Invictus/Hot Waxレーベルの第一弾。黒人3人組。
リードボーカルGeneral Johnson。デビューヒットでミリオンセラー。
*7 マンチェスター出身の5人組。Buddy Hollyから名前を取った。
英でベストテンヒット。オリジナルはMaurice Williams & Zodiacs(1960)。
*8 BGMの音承盤(テストプレス)。2001 Remaster Version。
7枚で一番コンディションがよかったとのこと。

内容

・Q&A

Q「「すてきなホリデイ」のエンディングは外国の子供の笑い声を使っている
のでしょうか。どうしてカラオケには入ってないのでしょうか」

「私はああいうSEを集めるのが趣味でして、新入荷の17枚組の外国製の素
晴らしい音質のサウンドエフェクトのCDから取りまして。使わない手は無い
と。音質を良くするために、ミックスダウンの時に一緒に回していますので、
カラオケに入れられないという。話せば長くなるけど、まあいいや。そういう
音質的な問題で入れておりません。よしなに。」

Q「Willie Hightowerの「Walk A Mile In My Shoes」の作者はあのJoe
Southですか?」

「そうです。Joe South本人もシングルカットしております。」

Q「ガスのライブ音源はあるのでしょうか?」

「石田長生さんとCharさんのプロジェクトですね。すいません、こちらのネ
ットワークでは捜している余裕がありませんので、どちらもHPをお持ちです
ので掲示板でお尋ねくだったらいかがでしょうか。」

・Jeff Beck

「こういうのはリクエストを下さらないとまずかかりませんね。でも僕、この
第一次Jeff Beck Group、1st Album『Truth』、これ文化祭でやっておりま
したよ。こういう手のリクエストですとSunday Song Bookの幅が広がるので
ありがたいです。」

・Frankie Avalon「Venus」のリクエストに対して

「山下達郎が歌っている「Venus」というのがありますけど、いかがなもんで
しょ。」

・Doors『Waiting For The Sun』

「これもよく聞きましたね、高校の時。1st(『The Doors』)も2nd(『
Strange Days』)もいいですが、3枚目のこのポップな奴は当時酷評されまし
たが、これは素晴らしいアルバムだと思いますが。最近はいい音で聞けますの
で、いい時代になりましたね。」

・Monday After

「何人組かも全くわかりませんが、1976年にBuddahからシングルを二枚だけ
出して、どちらも全米ソウルチャートのケツっぺたにひっかかっております。
いわゆるPhilly系の音作りで、曲もいいし歌もとっても声がよくて私のお気
に入りの一枚。」

「曲を書いているのはTenant/Smith。このコンビはThe Ethicsという
Philadelphiaの有名なグループがありますが、その人たちの代表作の「Think
About Tomorrow」がこの人たちの曲ですね。登録されている曲は何曲もあり
ませんね。10曲ありません。だからどういう人たちかわかりませんが。でも曲
はいいです。しっかりしたスコアで、このプロデュースとアレンジをしている
John Davisという人。John Davis、沢山いますからね。Blues系のJohn
DavisはMonsterというミドルネームがありますから。なんとかモンスターと
いうBlues系の人がいますが。全然わかりません。知っている人教えてくださ
い。」

・BMG再発の件

「ずーっとこの間言っておりますが、1月に76年から82年までの旧
RCA/Airレーベル、今のBMGですが、そこで残した7枚のカタログ。ずーっと
前の80年代初めにCDが出た時のマスターで、しょぼい音で出ておりました
が、ようやくこの程デジタルリマスターし直しまして、せっかくだからボーナ
ストラック。ボーナストラック何が入るんだと、いろいろな方からお問い合わ
せをいただいておりますが、何しろまだ凄くマイナーで売れなかった時代なの
で、シュガーベイブの時のように7曲も8曲も入れられる程ネタが全然ないん
です。当時はほんとに低予算で作っておりましたので、曲数もカツカツですし
、今みたいに一回のアルバムに40曲も録るみたいな、そういうことは全然で
きません。10曲入りですとまあ11,2曲がせいぜいで、それももうテイク
2なんてテープの余裕がありませんから。テイク1テイク2でテイク2がOK
ならテイク1を消して、そこにまた新しい曲を入れるというか、テープの節約
というか、苦しい時代のものですから。まあ一枚にボーナストラックは2、3
曲、Ride On TimeとFor Youは4曲ずつぐらいの感じであります。具体的には
もうしばらくいたしましたらインフォメーションいたします。何しろやってい
るうちに段々段々騒ぎが大きくなってまいりまして、なんだかシングル切ると
か始まっているんですけど、どうしちゃったのかな?って感じですけど。まあ
、ありがたいかなっていうという。甘んじて受けちゃう、喜んであれしたいと
思います。ライブは3月から、そろそろ一般のインフォメーションも多分出て
くる頃と思います。よろしくお願いしたいと思います。」

・サタスマのエンディングテーマ「Love Goes On」はテープトラブルの為、
次週に。

今後の予定

・12/9,16も「年忘れリクエスト大会」。
・12/23,30は竹内まりやさんを迎えて「年忘れ夫婦放談」。
・1月最初は大瀧詠一さんをお招きして「新春放談」。
・David Gatesの特集は1月に入ってから。



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