達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

2000/09/10 Sunday Song Book「残り物リクエスト大会」



長谷川都/ミルク 2000/9/21 Single *1
Frankie Valli/My Eyes Adored You 1974『Closeup』*2
Pilot/Get Up And Go 1977『Two's A Crowd』*3
Jackie DeShannon/Needles And Pins 1963 *4
Peggy Lee With Benny Goodman Orchestra/We'll Meet Again 1942 *5
The Beatles/There's A Place(Take 3 & 4) 1963 *6
Santo & Johnny/Sleep Walk 1959 *7

*1 スマイルカンパニーから久しぶりに登場した新人女性SSW。22歳のピアニスト。
9/21発売のデビューシングル。
*2 全米No.1ヒット。邦題「瞳の面影」。
*3 スコットランド出身のAORグループ。4thで最終作。Prod.by Alan Parsons
(Aristaレーベルで未CD化、この頃はDavid PatonとIan Bairnsonの二人)。
*4 Jack NitzscheとSonny Bonoの共作。アレンジはJack Nitzsche。翌64年には
Searchersがカバーして全英No.1。邦題「ピンと針」。
*5 全米16位のヒット。Columbiaレコーディング。
*6 『Please Please Me』収録曲の別テイク。
*7 この放送の収録日に天寿を全うした山下家の犬グーフィー(9/6生まれで満
18歳になったばかり。大往生)に捧げられた。

一節
There's A Place

内容(こする程度)

・先日のイベントのライブCD化

「ニューアルバムの前に11月下旬に出ることになった。ミックスも頭からやり
直し。今月中に仕上げなければならない。いきなり忙しくなった。ほぼ全曲が
入る予定。」

・プレゼント当選者発表

時間がなく、来週か再来週に発表。先に発送するとのこと。

・Jack Nitzsche追悼

「先日62歳で亡くなった。彼はなんといってもPhil Spectorの全盛期の一連の
作品、「Be My Baby」や「Walking In The Rain」などのアレンジを担当し、
Spectorの重要なブレインを担っていた。その他、非常にユニークなアレンジ
手法をもつアレンジャーとしても活躍した。一番有名なのは1982年の「Up
Where We Belong」。こうした映画音楽も晩年は担当した。」

・We'll Meet Again

「映画「博士の異常な愛情」(監督はStanley Kubrick)の水爆のラストシーン
にかかる曲で、この時歌っていたVera Lynn(1954年)のバージョンが一番有名。
元々は1939年に作られ、40年代始めにレコーディングされた。ミュージカルの
曲だったのかどうかはわからない。当時はfolio, すなわち楽譜で売るのが一
般的。例えばJohn Coltraneは「My Favorite Things」を取り上げた時、彼は
元々の映画「サウンド・オブ・ミュージック」を見ていなかったという証言が
あるほど。彼は楽譜から演奏したことになる。」

・Beatles

Q:桑田佳佑さんの番組で「山下達郎はBeatlesは苦手」だと言っていたが、本
当か。

「嘘です。SSBでかけないのは、どこででもかかるから。「Help」までならソ
ラで歌えるし、曲もわかる。我々の世代はそれだけBeatlesの影響が強かった。
プロになってからなるべく聞かないようにしているのは、絶対に影響を受ける
から。特にPaul McCartneyから影響を受けると絶対にそれを超えられないとか、
色々あるんです。でもBeatlesはロックンロールの最高峰の一つなので、彼ら
に関してはそこら辺のオールディーズ番組よりちゃんとした音源をかけられる
自信がある。Beatlesは圧倒的に初期ですね。私はPaul色が強くなる後期より
もJohn Lennon派なので。ギブソンのアコースティックなので、スタジオの私
も同じ音が出る。」

今後の予定ですが

・9/17は「My Favorite Leiber & Stoller」。
・我儘リクエストも予定。


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