達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

2000/01/23 Sunday Song Book「棚からひとつかみ+オンスト1、2特集」



山下達郎/Close Your Eyes(All Tatsuro Version) 2000/01/26 発売予定『On The Street Corner 1』
Grey & Hanks/You Fooled Me 1978 *1
The Persuaders/Thin Line Between Love And Hate 1971『Thin Line Between Love And Hate』*2
Margie Alexander/Whacha Trying To Do To Me 1977 *3
山下達郎/Blue Velvet 2000/01/26 発売予定『On The Street Corner 1』
山下達郎/Alone 2000/01/26 発売予定『On The Street Corner 1』
山下達郎/Heavy Makes You Happy 2000/01/26 発売予定『On The Street Corner 2』*4
山下達郎/Chapel Of Dreams 2000/01/26 発売予定『On The Street Corner 2』

*1 黒人ソングライターコンビ Zane Grey & (Len) Ron Hanksによる1stアルバム。
L.T.D.「(Every Time I Turn Around) Back In Love Again」や、Tavares
「Never Had A Love Like This Before」が有名。
*2 Richard & Robert Poindexter兄弟による作品(イーストコーストで活躍。他
にはLinda Jones「Hypnotized」やO'Jays「I'll Be Sweeter Tomorrow」など)。
Atcoレーベル。1984年にPretendersもカバー(3rd『Learning To Crawl』)。
Kentのコンピ『Where Is At. So Soulful 70's』(素晴らしいマスタリングと
の事)に収録。
*3 南部出身で、Clarence Carterに見出され、彼のバックシンガーとして活躍。
その後 Chicagoに移り、Chi-Soundからシングル2枚を発表。その内の1曲。
Westsideのコンピ『What More Can A Woman Do/Sister Of Soul』に収録。
*4 The Staple Singersのヒット曲。Bobby Broom作(自分でも歌っている)。
『On The Street Corner 2』作成時にアナログの収録時間の都合上洩れた曲で、
当時のマスターで収録。達郎33歳の歌声。

一節
Never Had A Love Like This Before
Thin Line Between Love And Hate

内容の一部(鈎括弧内は達郎氏のコメント)

・近況
「自分のシングルの曲書きに入る。まりやのアルバムのレコーディングは小休
止。まりや自身のシングルも先に出るのでデモを上げて、月末までは自分の方
を優先でスタジオを休んでいる。」

・オンスト関連
「オンスト3が目出たく発売することができたので、これに乗じて1と2も復
刻することになった。どちらもここ1年廃盤状態だったが、3の発売を睨んで
のリニューアルの為の準備だった。」

「1はアナログマスターということもあり、どちらもデジタルリマスターをし
た。86年にCD化した時のマスターのクオリティは決して万全ではなかったが、
今回のリマスターでクリヤーな良い音になった。」

「ボーナストラックを加えて12曲入り。ジャケットも当初のものを復刻する予
定だったが契約関係上不可能となり、それならといっそのこと全部リニューア
ルすることにした。3がイエロー系なので、1はグリーン系、2はレッド系。
お前は信号機か?」

「オンストの1、2、3を全て買って頂けると、キャップ(帯の部分)に応募シー
ルが付いているので、1と2のCDに入っている応募台紙に全部貼って送ると、
洩れなく『On The Street Corner 0』をプレゼント。カラオケを企画している
が、締切は2月いっぱいなので、もうちょっと考え中。えぐい商売とお思いで
しょうが、Tシャツやワイングラス等よりはマシだと思いません?」

「1、2、3とも全て2/25にアナログ盤も出す。ジャケットが大きくなるだけ
で書画骨董の類ですが。こちらも同様に洩れなく『On The Street Corner 0』
のアナログEPをプレゼント。ただ、アナログでカラオケ聞いてもしょうがない
ので、内容を変える予定。これから決める。いい加減な商売やってるよな(笑)。」

# 相当えぐいです。。

「取り訳、1の曲はステージでさんざんやったし、1曲1曲が思い出深い。
Doo Wopという20年前の音楽の一人アカペラなので、20年たっても元々が古い
ので、今聞いても同じように古いから、古くならない。よくわかりませんが
(笑)。」

今後の予定ですが

・1/30は、「Curtis Mayfield 追悼特集」
・2月になったら、Barry Mannのソロワーク特集でも(新録を中心に)



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