達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

1998/12/20 Sunday Song Book「竹内まりやさんを迎えての、年末夫婦対談」



竹内まりや/カムフラージュ 1998/11/18 Single
竹内まりや/砂に消えた涙 Orig.1964 弘田三枝子 *1,2
竹内まりや/ステキなタイミング Orig.1960 坂本九 *1,3
山下達郎/My Gift To You 1993『Season's Greetings』
山下達郎&竹内まりや/All I Have To Do Is Dream Orig.1958 The Everly Brothers*4
竹内まりや/THE CHRISTMAS SONG 1992『Quiet Life』
山下達郎/クリスマス・イブ 1983『Melodies』

*1 中古盤のオールディーズのカラオケに歌を乗せたもの。
訳詞、漣健児(草野昌一、現シンコーミュージック社長)。
*2 原曲はMina(ミーナ)「Un Buco Nella Sabbia」。
*3 原曲はJimmy Jones「Good Timin'」で向こうでは全くヒットしなかった。
これが漣氏の処女作。
*4 昨年末にかけたのと同じ。生ギターをバックにしたホームレコーディング。

内容の一部
・ツアー。20(日)は神奈川県民ホール。7年ぶりの横浜だが、いつもは2日だっ
たのがどうやっても1日だけしかとれず。最も激しい争奪戦が繰り広げられ
たとのこと。
23(水)24(木)27(日)28(月)は中野サンプラザ。ここの年末公演も7年ぶり。

・今回は達郎氏が多忙の為、構成はほとんどまりやさんが決定。カラオケ中心
となりそうだが、漣健児訳詞などの和製ポップスを歌う予定。カラオケは音
がしょぼかったり、ガイドメロディーが入ったりしているのが難だとか。
達郎氏曰く「錦糸町のカラオケスナックの雰囲気」「通信カラオケよりはまし」

・漣健児については、達郎氏もインタビューを受けたりしているが、実はまり
やさんの方が造詣が深い。小学生に入る前ぐらいに一番良く愛聴していたの
が、漣氏に代表される和訳ポップスだったそう。周囲は橋幸夫や三田明を聞
いているような時代だったが、6つ上の姉と5つ上の兄が居たのと、母親が
そういう音楽を好きだったの影響している。ませた子供だった。達郎氏は幼
少は三波春夫を聞いてて、和訳ポップスは後追いだった。まりやさんが子供
の頃最も好きだった歌手も弘田三枝子と坂本九。自分の初期の作品も弘田三
枝子の影響が強い。坂本九の「ステキなタイミング」は歌って見ると2オク
ターブもあり、坂本さんは改めてオリジナリティのある歌手だと痛感。この
曲の訳詞は漣さんの江戸っ子気質が溢れてて面白い、とのこと。

・「My Gift To You」
達:ブラコンをアカペラで歌おうと思ったが、詞で良いものが全然なく、
結局この曲ぐらいしかなかった。曲がいいのは色々あったけど、やっぱり詞
も大事。

・Q:落語はいつから始めたのか?
達:別に始めてはいないけど(笑)。昔はラジオやテレビで良く聞けたのと、自
分の叔父が芸人の世話とかが好きな人だったので、よく寄席に連れてって
もらい、自然に落語家の語り口などが染み着いてしまった。そして年を取
るにつれ、段々自分のじいさんのような口調(/hi/が言えなくて/shi/にな
る)となって来ている。

・Q:まりやさんはシャンプーをしている時にメロディーができるそうですが、
達郎さんはどんな時?
達:それ本当?
ま:言わなかったっけ?決定的にフックができる時は必ずシャンプーしている。
達:珍しい人だね。自分は全然関係無い音楽を聞いている時とかにでてくる。
盆踊りとか。

・Q:まりやさんが好きなコーヒーはどこのですか?
ま:ドトールのロイヤルクリスタルブレンドを自分ちでひいて飲むのが手軽。
今日マッピー(Tokyo-FMの松本ともこアナ)からガテマラという豆をくれ
たので、美味しかったらどこで買ったか教えてもらう。
達:違うもんなの、それって?
ま:コーヒーって同じ豆でも入れ方やひき方やお湯の温度でも違ってくる。
達:コーヒーおたくなの?
ま:そうだよ(笑)。いろんなところで買ったりしてるし。今日は深いロー
ストのが欲しいと思ったら、エスプレッソを買ったりして。
達:全然興味ないからわかんない。

・「クリスマス・イブ」のCDにオリジナルカラオケを入れる企画があったが、
気が付いたら編成会議が終っていたとのこと。これはカセットで出しただ
けで未CD化。来年は、やります。
#交通情報のBGMに使われたのを聞いただけだな、僕は。

・「カムフラージュ」プレゼント当選者発表は来週。

・誕生日メッセージを読まれたMLメンバーは脇元さん(のみですか?)
#中華街にて確認。

今後の予定ですが
・12/27も又、年末恒例、竹内まりやさんを迎えての「年末夫婦放談」
・99/1/3,10は新春恒例、大滝詠一さんを迎えての「新春放談」
・99/1/17から「History Of Japanese Rock」再開。



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