2022.12.22 - Songwriter | ||
Universal Love
Ron Tyson Part 2 (1977) |
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(2022年12月11日SSB「リクエスト特集」で、First Choice "Dr. Love" がかかりましたので、Ron Tyson を取り上げます。)
Songwriterシリーズ、
Ron Tyson の続きです。
引き続き、Ron Tyson が手掛けた楽曲を聴いてみたいと思います。
Universal Love(Bobby Eli-Ron Tyson) / The Joneses(1977)
ボーカルインストルメンタルグループ、The Joneses の1977年にリリースしたアルバム『The Joneses』収録曲。アルバムプロデュースは Bobby Eli でその Bobby Eli との共作です。Sigma Sound Studios での録音。間奏のサックス・ソロはリードボーカルも担当している Harold Taylor だと思います。とても洗練した音になっています。
Cheaters Never Win(Allan Felder-Norman Harris-Ron Tyson) / Love Committee(1977)
1970年中期、Ron Tyson の所属のグループ、Love Committee もコンスタンスにシングルをリリース。1977年の作品で、Allan Felder-Norman Harris との共作です。今回は、12インチディスコバージョンで。
In A Lifetime(Ron Baker-Ron Tyson) / The Temptations(1977)
これまで長い間、Motown Records で活躍していた The Temptations ですが1977年に Atlantic Records に移籍。プロデュースを任されたのが、Baker-Harris-Young Production でした。リズムとオケは Sigma Sound Studios で録音、ボーカル収録はニューヨークの Atlantic Studios で行われました。この曲は Ronnie Baker との共作。Temptations のボーカルスタイルを引き出した軽快な曲になりました。このアルバムリリースの約6年後の1983年に、Ron Tyson は The Temptations のグループメンバーに迎えられることになります。
Everytime You Make Love To Me(Allan Felder-Norman Harris-Ron Tyson) / Gloria Gaynor(1978)
1978年、ニュージャージー出身の Gloria Gaynor に提供した楽曲。アルバム『Gloria Gaynor's Park Avenue Sound』に収録されました。プロデュースは TAN Productions となっていますが、T = Ron Tyson、A = Allan Felder、N = Norman Harris のことです。これも快活で前向きの曲です。
Victory(Norman Harris-Ron Tyson)/ Curtis Mayfield(1979)
1979年、Curtis Mayfield とフィリーサウンドとのコラボです。アルバム『Heartbeat』に収録。フィラデルフィアの Sigma Sound Studios が使われました。シカゴ出身の Curtis Mayfield もこの時代のフィラデルフィア界隈のミュージシャン達に一目置いていたんだと思います。