2019.06.11
愛を描いて〜Let's Kiss the Sun〜 愛を描いて〜Let's Kiss the Sun〜
山下達郎

Greatest Hits of Tatsuro Yamashita (1979)

山下達郎のツアー Performance 2019 の初日が6月6日に開くところでしたが「バンドメンバーである難波弘之氏の病気療養のため」ということで、初日市川(6/6)と2日目宇都宮(6/10)の延期が発表になっています。5月29日に病気のことが難波氏本人からネットに発表されて、翌5月30日に初日延期の発表。2回目の宇都宮は早々に「6/8に発表」と告知され、延期、続く岩手(6/14)は未定、青森(6/16)は現時点開催予定とされ、今に至っています(6/11 現在)。難波氏の病状は本人の facebook や達郎氏のサンソンの放送で詳細に報告されていて「早期発見」「順調」とのこと、心よりよかった。突然のことでしたが、情報が適切かつ丁寧に提供されているので、多くのファンが混乱することなく、過度の心配をすることもなく見守っていると思います。興行の運営としては大変の連続でしょうが、ファンに混乱や動揺を与えない、さすがチーム山下達郎、ありがたいことです。

さて、ツアーが始まると達郎さんのことをネットに書くのが若干はばかられる(ご本人は「ネタバレ配慮を」程度)のですが始まってないとなんでも書ける、「愛を描いて〜Let's Kiss the Sun〜」。アルバム『ムーングロウ』(1979) 収録で、個人的には『Greatest Hits of Tatsuro Yamashita』(1982) で集大成される RCA 時代の開放感を体現するもの。難波弘之のピアノが高らかにうたいあげるイントロ、和音なのに独特のタッチ。上原裕、田中章弘、椎名和夫と達郎を含めたリズム隊、からむ美奈子と達郎のコーラス。この曲は実はツアーであまり取り上げられていなくて、発表当時を除くと 2002/RCA ツアーと、2013 のみ。とくにコーラスが ENA・ハルナになってからはまだ演ってないので、いちど聴きたい、私の心のリクエスト。

ちなみに筆者は典型的な「ツアー初日狙い」。ええ、待ちきれない性格と地の利、ファンクラブ抽選の運もあり市川を楽しみにしていましたが、楽しみが持ち越されたと思い9月を待ちましょう。難波さん待ってます!

(6月15日追記)
6月14日、難波さんの復帰とともに3日目岩手からツアーがスタートしたことが報じられました。

(たかはしかつみ)

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