2016.12.30
Freedom Freedom
Wham!

Make It Big (1984)

クリスマスの日に George Michael の訃報が飛び込んできました。今年の正月はぼんやりしていたら David Bowie の訃報で起こされたようなもので、そこからの一年は不思議なものでした。

2016年のミュージシャンの訃報に関連した当サイトの記事はこんなにありました。

David Bowie 2016.1.10没
Glenn Frey (Eagles) 2016.1.18没
Maurice White (EW&F) 2016.2.4没
村田和人 2016.2.22没
George Martin (Producer) 2016.3.8没
Prince 2016.4.21没
Keith Emerson (ELP) (2016.3.11没)・冨田勲 (2016.4.22没)
Peter Anders (Anders and Poncia) 2016.3.24
永六輔 その1 その2 2016.4.10没
Chips Moman (Producer) 2016.6.13没
Rod Temperton (Songwiter) 2016.9末または10頭没
Leon Russell 2016.11.13没
George Michael 2016.12.25没(本稿)

また、達郎さんの放送(サンソン)では、上記のミュージシャンだけでなく、次のような方々の訃報の紹介がありました。当サイトでの紹介もサンソンに教えられて、というケースもありました。

Jimmie Haskell (Arranger)、Thunderclap Newman (British Rock)、Leon Haywood (US Funk)、Carlo Mastrangelo (Dion and the Belmonts)、Lee Andrews (Doo Wop)、John D. Loudermilk ("Tobacco Road")、Bobby Vee (60's Pop)、Don Ciccone (The Critters)、Colonel Abrams (R&B)


George Michael は Andrew Ridgeley とワムを結成し、1983年のデビューアルバムからヒットを飛ばします。私は "Club Tropicana" の半ズボン映像で知りました。続く1984年発表のセカンドアルバムはさらに大ヒット。"Wake Me Up Before You Go-Go"(邦題 ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)、"Careless Whisper"、"Freedom" とシングルヒット続きました。ちなみに "Last Christmas" はセカンドアルバムのヒットの最中の年末に、さらなる新曲として出たと思います。余談ながら、山下達郎の「クリスマス・イブ」の発表が1983年ですからこの前後が結節点ですね、みんなそれまでは結構 Bing Crosby を聴いていたんじゃないかな。

"Freedom" はいい曲ですね。時代を感じさせないエバーグリーンな曲です。今考えると、Billy Joel の "Uptown Girl" (1983) や、竹内まりやの「もう一度」(1984) と一体で聞いていたように思います。明るい、垢抜けた東海岸の音が聴こえてきます。


今日の1曲

ジョージ・マイケル、いい曲いっぱい書いたよね。


(たかはしかつみ)




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