2016.04.04 - Movie
A BRIDGE TOO FAR A BRIDGE TOO FAR
John Addison

『A BRIDGE TOO FAR』 (1977)

2016年4月3日SSBのリクエスト特集で映画『遠すぎた橋』(A BRIDGE TOO FAR)(1977)がかかりました。これ僕も大好きな曲。
それで調子に乗って、僕の好きな戦争映画のテーマ曲やマーチを集めてみました。



『遠すぎた橋』(A BRIDGE TOO FAR)(1977-イギリス/アメリカ)

もう一度この曲をサウンドトラックより。
戦争マーチにしては軽やかでいいメロディなんですよね。大好き!
映画はオールスターキャストで撮られた作品で連合軍の「マーケット・ガーデン作戦」を描いている映画ですが、この作戦はいわゆる"負けいくさ"なので、映画自身はちょっと欲求不満が残るのですが。
この作戦の前日談となる「ノルマンディー上陸作戦」を描いた映画が『史上最大の作戦』(The Longest Day)(1962-アメリカ)で同じくオールスターキャスト映画でした。この2つの映画は"対"としてみることができると思います。
監督はこの作品で有名監督となる俳優出身のリチャード・アッテンボロー(Richard Attenborough)。音楽を担当したのはイギリスのジョン・アディソン(John Addison)。サスペンス映画でよくクレジット見る人ですが、戦争ものは少ない人ですね。


『空軍大戦略』(BATTLE OF BRITAIN)(1969-イギリス)

戦闘機好きにはたまらない空戦もの。メッサーシュミットやスピットファイアがぐんぐん飛び回ります。イギリスとドイツの制空権争い「バトル・オブ・ブリテン」が題材です。
監督は007シリーズを撮っていたガイ・ハミルトン(Guy Hamilton)。
音楽はロン・グッドウィン(Ron Goodwin)。高揚感あるテーマ曲ですね。他に戦争ものだと『荒鷲の要塞 』(1968)、『ナバロンの嵐』 (1978)があります。


『パットン大戦車軍団』(PATTON)(1970-アメリカ)

アメリカ軍のジョージ・パットン将軍を描いた伝記的な戦争もの。見どころはアフリカ戦線、ロンメルのドイツ軍との戦いでしょうか。
監督はフランクリン・J・シャフナー(Franklin J. Schaffner)。音楽はジェリー・ゴールドスミス(Jerry Goldsmith)。前作『猿の惑星』(1968)からのコンビになります。静かに始まりますが、どんどん高揚感が増していきますね。
脚本を書いたフランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)はこの作品で名を上げました。


『バルジ大作戦』(Battle of the Bulg)(1965-アメリカ)

アメリカ映画ですが、ドイツ軍側からもしっかり描かれた戦車映画。
これ見るとタミヤの35分の1スケールのプラモデル戦車を作りたくなっちゃいます!テーマ曲ではないのですが、ドイツ軍が歌で部隊を鼓舞するシーンを。
ドイツ軍の大佐を演じるロバート・ショー(Robert Shaw)が凛々しくていいですね。『ジョーズ』とは大違いのロバート・ショーですね。


『ナバロンの要塞』(The Guns of Navarone) (1961-アメリカ)

目先を変えて、アリステア・マクリーン原作のフィクションの戦争冒険映画から。
珍しく歌詞入りのテーマ曲。作曲はアメリカ映画音楽の大巨匠、ディミトリ・ティオムキン(Dimitri Tiomkin)(元々はロシアの人ですが)。晩年の代表作です。



どの映画も子どもの頃、淀川さんの日曜洋画劇場や水野晴郎さんの水曜ロードショーで散々やった映画なので、どれも曲が体に染み入っています。
(機会があれば西部劇編をやらせてくださ〜い)




(富田英伸)




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