2015.03.03
Hard Luck Woman Hard Luck Woman
KISS

Rock and Roll Over (1976)

今晩(2015/3/3)はKISSとももクロが東京ドームでLIVE!というので記念レビュー。

まずは夢の浮世に咲いてみな/ももいろクローバーZ vs KISS

わたしもMステ出演をみましたが KISS がでかい。なんでも180cm以上でないと KISS のメンバーにしてもらえないらしい。ももクロと互い違いに並ぶとサイズの違いが衝撃的。年齢が1/3くらいのようですが、身長まで... (ry 。楽曲は KISS の書き下ろしで、ビデオも含めてできが良いです。ドームはどんなステージになるのでしょうか。チケット代12,500円はももクロのファンの子たちは行けるのかなあと心配します。ももクロとのコラボはキッスの正統派日系色物の伝統を見事に守ったものと高く評価できるでしょう。



わたしはいわゆる70年代後半ロックのクイーン、キッス、ローラーズというの世代なのですが、キッスはくわしくありませんでした。今回ももクロ騒ぎに乗じてCDを購入、いまどき2500円も払うと主要アルバムが新品でまとめて手に入る(KISS // 5 CLASSIC ALBUMS)ので楽しんでいます。よく考えるとキッスの音源を買うのは初めてだ!

キッスの基本的なことをおさらいしておくと、オリジナルメンバーはポール(Paul Stanley/★取り胸毛腕太)、ジーン・シモンズ(Gene Simmons/舌 火吹き)、エース(Ace Frehley/宇宙人リードギター)、ピーター(Peter Criss/ネコ)の4名。エースとピーターは辞めていて、隈取りは同じでもメンバーが替わっているそう。また来日公演もたくさん行っていて、90年代以降でもほぼ2・3年に一度は来ていて、良ければドーム、そうでなくても武道館クラスでライブをしています。ヴェンチャーズとは違う( ゚д゚)

キッスのヒット曲というと「Rock And Roll All Nite」「Detroit Rock City」「Love Gun」に「ラビンギューベイベー」という印象でしたが、うん、自分のハードロックというイメージはキッスから知らないうちに影響を受けていたなと。そしてその中で異彩をはなつのが取り上げる「Hard Luck Woman」。



「ハードラックウーマン」は他のヒット曲と同様にポールが作曲していますが、歌はネコのピーターがドラムを叩きながら歌っていました。

今日の1曲

もろカントリーというかロッド・スチュアートなのですが、元々ロッドに宛てて書いた曲とのこと。結局提供せずに自分たちで歌って大ヒットとなりました。アコースティックギター(12弦も?)を弾かせても演奏がしっかりしています。あまりによい曲なので、Garth Brooksも歌ってます。ガースは『Kiss My Ass』(haha..) というトリビュートアルバムでカバーをしていて映像はその時のものと思われます。1994年のガースはアメリカカントリー界の頂点にいたはずなので、これはすごいです。バッキングは隈取りがありませんがキッスです。キッスは「もうペイントはしない」とか宣言したと思いますがその頃ですかと。

キッスはアメリカンカントリーの頂点と共演し、いままさに日本のアイドルの頂点と共演しているのです。「芸能音楽の40」。頭が下がります。

(たかはしかつみ)




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