達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

2003/04/13 Sunday Song Book「60's UK Rock & Popで、棚からひとつかみ」



竹内まりや/マージービートで唄わせて 1984『Variety』
The Who/I'm A Boy 1966 *1
The Searchers/Don't Throw Your Love Away 1964『It's The Searchers』*2
The Rockin' Berries/What In The World's Come Over You 1965 *3
Jefferson/Baby, Take Me In Your Arms 1969 *4
The Gibsons/She's Not Like Any Girl 1968 *5
Them/Baby Please Don't Go 1965 *6
The Animals/Don't Let Me Be Misunderstood 1965 *7
The Dave Clark Five/Catch Us If You Can 1965 *8 『Having A Wild 
Weekend/O.S.T』
The Tremeloes/Suddenly You Love Me 1968 *9

*1 Londonの不滅の4人組。全英2位。1994年にMCAから出たBox Set『Thirty
Years Of Maximum R&B』からのRemix Versionでフレンチホルンが入ってい
ない。
*2 Liverpool出身の4人組。全英1位、全米16位。William Jackson & James
Wisner作曲。
*3 Bermingham出身の5人組。全英23位。William Jackson & James Wisner作曲。
最大ヒットは「He's In Town」(Carole King & Gerry Goffin作)。Geoff
Turton(vo)。
*4 Geoff TurtonがThe Rockin' Berries脱退後に変名。全米23位。Tony
Macaulay作。一昨年ビクターより紙ジャケでCDが出た。
*5 オーストラリアの3人組。邦題「ただ1人の君」。Geoff Turton作曲。オリジ
ナルはThe Rockin' Berriesのシングル「Dawn」(Four Seasonsのカバー)のB
面曲。日本盤(CBSコロムビア)より。
*6 北アイルランド出身、Van Morrison(vo)のグループ。全英10位。全米では
Single「Gloria」のB面で102位。オリジナルはSonny Boy Williamson。
*7 New Castle出身の5人組。全英3位、全米15位。邦題「悲しき願い」。日本でも
尾藤イサオがカバーして大ヒット。
*8 全英5位、全米4位。Real Stereo。
*9 全英6位、全米44位。Original Monaural Single Version。Stereo Version
はイントロのアコギが無いので達郎氏曰く「とってもしょぼい」。

内容

・New Single

「6/11発売予定シングルはNHK環境番組のテーマソング「フェニックス」と6月
封切り映画の曲「2000トンの雨(2003年New Vocal Remix Version)」のカップ
リング。」

・鉄腕アトムの誕生日関係

「先週の4/7が鉄腕アトムの誕生日で、4/6夜に大阪の某AM番組のインタビューを
収録したが、なんと野球放送で中止になりました。しかもお蔵です。後日延期と
というのもありません。私随分長い事この商売やってますけど、こんなひどい話
聞いたことがありません。わざわざ行って録っているのに。でも野球放送には敵
いませんから。特にAM放送では野球はキングですから。文化なんてどうでもいい
んだとおもいますが。でもちょっとひどいなと思います。当日ラジオの前のお聞
きいただいていたリスナーの皆様には誠に申し訳なく、この場を借りて深くお詫
び申し上げます。後日ありませんので、またチャンスがあればという感じです。
あしからず。人の放送局なので(笑)。JFNでしたらなんとかしてくれるんですけ
ど。」

・Searchers〜Jackson/Wisner

「演奏もコーラスも上手い素晴らしいグループで「Walk In The Room」,「
Needles And Pins」など沢山ヒット曲があります。しかしオリジナル・ソング
が書けなかったのでヒット曲がすべてカバー。それで60年代後期のSinger Song
Writerの時代になると段々人気が落ちていきました。この「Don't Throw〜」を
書いたのはWilliam JacksonとJames Wisnerのコンビ。William Jacksonは
Billy Jacksonという名前で、「So Much In Love」の作者の一人。James
WisnerはJimmy Wisnerという名前で、Jay & The TechnicsやKeithなど60年代
East Coastのヒット曲のアレンジを沢山手がけた人。この曲は翌1965年にLen
Barryの「1,2,3」を含むアルバムに収録されている。そのアルバムの全曲のアレ
ンジをやったのがJimmy Wisnerなので、その関係でご褒美で入れさせてもらった
のかなという感じです。60年代中期のBritsh Beat/British Pop/Rockシーンは
こうしたアメリカの作家が書いた曲を取り上げる例が多かった。Beatlesも直接
ではないけど、カバーバージョンを沢山やっております。」

・Them

「5人組と言われていますが、Van Morrison以外はすごくメンバーが入れ替わっ
て、今となっては実体が無いに等しいです。最後にはスタジオミュージシャンが
かなりの部分演奏していたようで、「Baby Please Don't Go」では実はギター
がJimmy Pageだという説があります。結局Van Morrisonはスタジオミュージシ
ャンがバックで自分のバンドじゃないので嫌気がさしてThemを抜けてソロになっ
たとものの本には書いてあります。いずれにせよVan Morrisonの歌とハーモニカ
があればThemであります。これぞBlue Eyed Soulの極地です。」

・Animals

「こちらは正真正銘本人達の演奏。クラブバンド然とした素晴らしい演奏能力。
British Rock/R&Bのバンドでもピカイチの演奏力。」


circustown.net による放送書き起こしです。文責 circustown.net。抜け誤りはお知らせください。


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