先日のSSBで放送された曲目を書いてみました。

達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

2000/07/16 Sunday Song Book「棚からひとつかみ」



山下達郎/Juvenileのテーマ〜瞳の中のRainbow 2000 Single *1
Ronnie Dyson/Just Don't Want To Be Lonely 1973『One Man Band』*2
Gene Pitney/It Hurts To Be In Love 1964 *3
Bobby Bloom/Love Don't Let Me Down 1970『Where Are We Going』*4
The 4 Seasons/I've Got You Under My Skin 1966 *5
山下達郎/君の声に恋してる 2000 NTT Communications CM *6
The Young Rascals/Good Lovin'〜Since I Fell For You(LIVE) 1966 *7
山下達郎/夏への扉(The Door Into Summer) 1980『Ride On Time』

*1 現在公開中の東宝SF映画「ジュブナイル」主題歌。マキシCDシングル。
*2 元はミュージカル俳優。Thom Bellプロデュース。(Blue Magicもやってましたね)
*3 Howard Greenfield & Helen Miller作(「Foolish Little Girl」の作曲コンビ)。
ベスト10ヒット。
*4 Buddahレーベル(日本ではBMG)。「Mony Mony」「Indian Giver」の作者で、
自身でも「Montego Bay」でベスト10ヒット。Anders & Poncia作品。
*5 Cole Porter作。ベスト10。達郎氏はこのカバーで知ったとのこと。
*6 60秒CMサイズバージョン。
*7 TV番組「The Mike Douglas Show」出演時のLive演奏。

一節
Foolish Little Girl(The Shirelles)
Mony Mony(Tommy James & The Shondells)
Indian Giver(1910 Fruitgum Co.)
Montego Bay(Bobby Bloom)

内容の一部(鈎括弧内は達郎氏のコメント)

・近況

「武道館のイベントが終わってひと段落。ライブは和やかに終わり。2日とも
お客さんがよかった。まりやもリラックスでできたと申しています。自分は芸
能生活25年目にして初の武道館。cannaは「ここがBeatlesのやった武道館だ」
とずっとうるうるしていた。超満パンの武道館というのもいいものだ。暑くて
ステージに蚊がぶんぶん飛んでいた(笑)。しかし人のライブを手伝う方は疲れ
ることがやってみてよくわかった。くたびれたので今週は特集の予定が案の定
お休みで棚つか。」

・「Juvenileのテーマ」発売記念グッズプレゼント。
おもちゃの天体望遠鏡(テトラのワイヤフムームのパッケージ)を10名。
サイン入りポスターを10名。
ポスターのサインはローマ字で書くので、ふりがなを振って欲しいとの事。
応募は今月一杯。

・Bobby BloomとBMG復刻

「BMGからBuddahやRCAの隠れた名盤が続々世界初CD化されている。やっている
のがシュガーベイブのマネージャをやっていた私の友人の長門芳郎さん。
Bobby Bloomも5月にCD化された。これはそれまでのシングル等を寄せ集めた作
品だが隠れた名盤。70年前後のNew Yorkならではのレコーディングの音がして
いる。A&RやBell Soundなど今は無いManhattanのスタジオの音です。長門さん
は現在Barry Mannの『Lay It All Out』となんとFull Moonの契約を取ったそ
うです。さらにBMGからはGorgoni, Martin & Taylorを出すという。買う人が
いるのかと思うけど、しかしこれが意外と売れるという。いい時代になりまし
たね。」

・4 Seasonsの「I've Got You Under My Skin」

「この曲のロックンロール関係のカバーでは問題なく最高の作品。60年代半ば
のNYは、このように50年代のスタンダードナンバーを8ビートでアレンジする
のがはやっていて、典型的なのがHappeningsの「I've Got Rhythm」「My
Mammy」など。」

・「君の声に恋してる」

「気が早いというか、シングルが出たばかりなのに物凄い数の催促の葉書がき
ている。まずは60秒のCMサイズから。後で90秒、120秒、フルサイズと小出し
にかけていきます。ただレコードは思うところがあり、録りなおすかも。」

・Young Rascalsのライブ

「今週の目玉。Rascalsはあまり良い音のTV番組での演奏音源がなくて、しか
もベースレスでFelix Cavaliereがベースペダルを踏んで演奏したので、低音
が弱かった。ただひとつだけ聞けるのが「The Mike Douglas Show」出演時の
音源で比較的低音がよく出ている。これが欲しかったがやっと手に入った。
AtlanticレーベルのマスターリストにはMadison SquareなどのLiveが載ってい
るが、1970年代初期の火事で消失したらしい。」

今後の予定ですが

・7/23から「Leiber & Stoller特集」。
・8月には納涼リクエスト大会(含、わがリク)と納涼夫婦放談を予定。


circustown.net による放送書き起こしです。文責 circustown.net。抜け誤りはお知らせください。


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