達郎書き起こしプロジェクト by ロック軍曹とサーカスタウン

1998/09/27 Sunday Song Book「棚からひとつかみ」



山下達郎/Magic Touch(98 Version) 1998『COZY』
Hot Chocolate/Every 1's A Winner 1978 *1
B.J.Thomas/Mighty Clouds Of Joy 1971 *2
Billy Griffin/Waiting To Touch 1985『Systematic』*3
P.F.Sloan/From A Distance 1966『12 More Times』*4
The Chi-Lites/Have You Seen Her 1971 *5
山下達郎/潮騒(The Whispering Sea) 1978『Go Ahead!』

*1 英国出身の白黒混成グループ。Top10ヒット。
*2 達郎氏の最も好きなB.J.Thomas song。
Written by Buddie Buie(Classics IVなどをproduce) & Robert Nix(後に
Atlanta Rhythm Section)。Prod.by Buddie Buie。いわゆるAtlanta Pop。
*3 元The Miracles。Smokey Robinsonの後釜のLead Vocalだった。
Prod. & Written by Leon Ware。
*4 邦題「孤独の世界」

一節
Eve Of Destruction(Barry McGuire) 作曲P.F.Sloan
From A Distance
Lai-La -邂逅-

内容の一部
・Q:番組オープニング(達郎氏の第1声が入るところ)の曲はCD化されているか?
A:曲は84年『Big Wave』収録の「Only With You」だが、
それのインストバージョンであり、未発売。
その内にレアリティーズのCDとか考えている。

・ライブについての質問
Q:達郎ファンは年齢層が広いと思うのが、ライブやっぱりずっと立ちっぱな
しになるのだろうか。そうなるとつらいが。
A:私は開演から総立ちっていうのが大嫌い。なんで何もやっていない内に立
つんだと思う常識的な人間なので、きっとそうはならないだろう。7年ぶ
りなのでどうなるかわからないけど、私のとこの常連さんのファンは私以
上にそういうところのパワーがあるので、共同意志が強いだろうから、恐
らく全国どこへ行っても1曲目から総立ちということはないのではないか。

・P.F.Sloanについて
元々Surfin'/Hot RodのSong Writerからプロテストソングに移行した人なの
で、節操がないとPops fanからは評判が悪い。この曲もペシミスティックな
メッセージソングだが、バックはHal Blaine(ds),Joe Osborne(b)などJan &
Deanのバックと何にも変わらない。ただ、PopのSong Writerなので3コード
で適当にでっちあげたような曲とは格が違う。

・The Chi-Litesについて
始めはHi-Litesという名前だったが、日本たばこに気兼ねしたのか(笑)
Chi-Litesに変更したら売れるようになった。

・番組に寄せられたCOZYのボキャ天(?)
Fragile「Thank you for 〜」→「タケコプター」
Lai-La 「街の音を止めて、今夜僕等は特別な二人になる」
→「街の男と寝て、今夜僕等は特別な二人になる」
「いつ、風が凪いだのだろう」→「いつ、金がない、だどだど」

今後の予定ですが
・来週から6週間連続で「History Of Japanese Rock」の予定だったが、
やはり間に合わない。2週間は遅れる。
・そこでひとまず(ツアー直前ということもあり)10/4は「棚からひとつかみ」



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